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第七回
競技用スキーウエア

直立と深くかがんだ状態の中間の姿、ニュートラルポジションは、日常生活で多く見つけることができます。くつろいで座っている時やクルマを運転する時などは動体原型に似たニュートラルポジションと言えます。日常のウエアは、直立の状態で美しく、くつろいでいる時には引きつれないのが理想です。一方、100分の1秒を競うスキーの滑降競技では・・・

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第六回
動体原型

立ち姿での限界 動物の中で唯一、人には”立ち姿” という象徴的な姿勢があります。頭頂から足の裏までの一本の地軸に、バランスをとりながら骨を配列させ、天に向かって伸びるかの様な姿です (図1)。意識を持った人間が、文化、社会のなかで昇華させてきた姿であり、日本語で”直立”と書くように、他国の言葉にも立ち姿には「正」の意味がこ・・・

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第五回 

根となる、顔の表情、手の表情

人の体を観察する時に、よく頭身示数というのを使います。欧米人は8頭身だとか、日本人は7頭身だとかと、頭を基準に体のバランスを見ていきます。一方、古代エジプトでは手を基準としていました。顔を含む頭と手、一見、衣服との関わりは薄いようですが、人の”なりたち”を見ていくと、衣服にとってもかけがえのない大切な部分であることが・・・

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第四回
動く立体を平面化する

エンジンで移動するクルマや飛行機と違って、ヒトは体のあらゆる部分を変化させながら移動します。機能ウエアは、その体の変化に無理なく対応させることが必要条件です。変化しながら動く立体、つまり四次元的要素を二次元の平面に置き換えて、三次元的な立体にする。変化する人体を考察していけば可能となります。・・・

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第三回
立体観と平面観

人体は複雑なかたちをした立体です。そこに西洋では立体構造を持つ衣服を、日本では平面で構成するきものを着せた長い歴史があります。洋服と和服の構造には、もちろん大きな違いがありますが、構造だけではなく、その表現を生み出してきた、日本と日本人には、感じ方や表現方法に根源的な特徴があります。日本と西洋の違いを認識し、それぞれの・・・

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第二回
人間の皮膚から導き出した裁断法

体を覆う皮膚には接ぎ線や継ぎ目のような境はありません。その皮膚をなるべく無理なく平面化するために、衣服構造線(ウエストライン、脇線、股下線)と前後中心線とを区画とするパンツの構造線で皮膚を剥がしたのが図2です。皮膚はゴムのように伸び縮みするものではなく、半柔軟状態で、殿溝(でんこう)を除く他の部分は無理なくほぼ平面・・・

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第一回 

表現を支える学問と学問を支える人間性

2020年の東京オリンピック開催が決まった年に、”衣服解剖学・はみだし版”というタイトルで、人体と衣服の ”姿 かたち・しかけ しくみ” についてを連載することとなりました。このシリーズを監修されるのは、『衣服解剖学』の著者である中澤愈先生です。先生が女子美術短期大学の専攻科で衣服解剖学の講師をされていた時、私はその中の学生の一人でし・・・

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